最近の人気記事!TOP5
2010年12月14日火曜日
Google Chrome 手動アップデートの注意点
Google Chromeの更新は、通常自動的に行われますが、何らかの事情で、自分でバージョンアップするときもあるかもしれません。その作業は、いろいろとやっかいです。
症状A:以前のブックマークが消えてしまう
最新版に「手動で」アップデートすると、これまで旧バージョンで使っていたブックマークが上書きされて消えてしまいます。同時に、機能拡張、閲覧履歴、パスワード、クッキーCookieも消えてしまいますので要注意です。
それを防ぐためには・・・
例えばXPの場合、
C:\Documents and Settings\{あなたのアカウント名}\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data
の中にある「Default」フォルダを保護します。
この中の例えば、Bookmarks というファイルがお気に入りのデータで、Extensionsが機能拡張類です。
■(1)上記の「Default」フォルダを、上書きされないように別のディレクトリに移動しておきます。(Aと呼びます)
■(2)手動でインストール。または、一度アンインストールして、再インストール
■(3)最新版の起動を確認する。最新版の、新品の「Default」フォルダを確認します。これを Bと呼びます。Chromeを一旦、終了させます。
■(4)上記 Bを、念のため別のディレクトリにコピーしておきます。(Cと呼びます)
■(5)AからBへ、一気に上書きコピーして、以前の「Default」フォルダを再現。
■(6)最新版を起動して、動作確認(Bookmark、機能拡張など)をする。OKならばこれでおしまいです。
■(7)OKでないなら、Cから復活させて Bを一旦元に戻します。その後、AからBへ再度移植を試みますが、今度は、大切な順に(多分ブックマーク、機能拡張)あたりから、ひとつづつ行います。
症状B:そもそもアップデートできない
・インストーラ「ChromeSetup.exe」が無反応
・「google chrome インストールできませんでした」と言われる
・Googleアップデータが「未インストール」から進まない
上記のような症状で、最新版がインストールできない人は、
環境変数のチェックが必要です。(参考ページ )
マイコンピューター→右クリックでプロパティ
→詳細設定タブ→下の方の「環境変数」ボタン
→TEMP、TMPの値。 & 下の欄にも、TEMP、TMPの値がある。
これが C\ドライブ内部 にないと(上記のように別ドライブにしていると)
アップデートに失敗する。すなわち、
・自動アップデートが止まってしまう (これはセキュリティ的な問題あり)
・手動アップデートにも失敗する
私の場合、PamPhantom 7 という RAMディスク製品を使っていて、上記の状態に(TEMP値の宛先をラムディスクに)していたのが原因です。他にも、ユーティリティソフトなどの影響によって、ここの値が書き換えられているかもしれません。
(1)環境変数を上記手順で確認
(2)Cドライブ直下に 「c:\temp」を作成。既にあるならば作らなくてもよい。
(3)環境変数TEMP、TMPの値を「c:\temp」に変更して、OKボタン。
(4)クロームブラウザのアップデート
(5)成功したら、環境変数を元に戻してもかまいません
以上、メモでした。
当方:WinXP-SP3、Chrome8です。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
1 件のコメント:
参考になりました。助かります。
コメントを投稿