2011年1月15日土曜日

税理士費用を節約する方法

会社設立当初はお金も大変。
零細企業にとって、税理士顧問料は負担ですよね。

もし簿記と税務の知識が多少あるならば、
節約が可能です。知識といっても、
借方・貸方…、損金不算入…がわかれば十分です。



1.日々の記帳は「弥生会計」で十分

大手家電量販店でデモも行っています。
青色申告と原則は同じですので、ガイド本も多くあります。



仕訳で分からないことがあったら、グーグルで検索すれば
いくらでも例が出てきます。
例:「仕訳 減価償却費
経理は全国共通の定型業務が主ですので、ネット検索で情報を学ぶのに
向いているのです。



2.月額顧問契約はしない

毎月そんなに相談事はないけど不安──
そんな場合、必要なときだけ「商工会議所」の経営相談サービスを利用します。
無料!で税務相談にのってもらえます。(1回30分程度)

私の場合ですが、質問をまとめていけば、時間はなんとか足りました。
親身さでは顧問税理士には劣りませんし、
たくさんの中から、よい税理士さんを探すきっかけにもなります。

例:東京の場合

http://www.tokyo-cci.or.jp/soudan/sien/index.html
http://www.tokyo-cci.or.jp/soudan/keiei.html

ちなみに、商工会議所の非会員でも利用可能です。
多分全国でも同じではないでしょうか。


3.法人税申告だけ依頼する

弥生会計の1年分のデータを税理士さんに渡せば、
申告書だけ作ってもらえます。
このときだけお金がかかりますね。

決算だけというのはNGのところも多少あるかもしれませんが、
税理士さんは山のようにいるから他をあたれば大丈夫でしょう。
ネットであなたの街の名前と「税理士」で検索してみてください。



4.その他

  • やっぱり法人税申告書も自分で作る!のであれば、
    法人税主任」というシェアウェアがお薦めです。ほとんど自動で作成してくれます。
    また、無料(試用版)でほとんどの部分が作成でき、その結果の数字を手書きで、申告書に書き写せばOK。

  • 私は1年目は、シェアウェア(上述)をつかって申告書を書いて 2.で述べた商工会議所のサービスで税理士さんに「添削」してもらって、申告しました。ちょっと大変でしたが、2年目からはラクになりそうです。売上が1000万円を超えたら&黒字が大きくなったら、税理士さんにすべてをゆだねる予定です。

  • 減価償却の計算も、特殊なことをしないならば、Google検索すれば、計算アプリや計算用マクロ・エクセルがいっぱい出てきます。特殊なこと(3年均等償却など)を行っても、零細企業では節税効果は微々たるものです。

  • 別の作戦: 前年の法人税申告の数字をいじれば、今年のができるわけですから、1年目は税理士さんに頼んで、2年目以降は、自分で書くのも手ですね。



   

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