2010年7月6日火曜日

起動が重いFirefoxを、サクサク軽くする方法まとめ

(2011/1/10 追記2箇所しました)
(2011/5/24 一箇所を取消線にしました)



起動に異常に時間がかかっている人、メモリを圧迫しすぎて重い人はこれで治すといいそうです


<作業ステップ>

1:アドレスバーへ「about:config」と入力して隠し設定の変更ページを開き、
2:上部のバーの「フィルタ」の箇所で、「設定名(下記)」を検索する。
もしなければ、 開いたページ上で右クリックして「新規作成」→「(真偽値または整数値)」をクリック
設定名を入れて「OK」をクリック。
3:ダブルクリックして、設定値を入れる


■設定の事例:

(1)メモリ上に画像ファイル(jpg, png等)のキャッシュを持つ場合の制限値

browser.cache.memory.enable (真偽値)をtrueに(trueになっていたらそのままでよい)

browser.cache.memory.capacity (整数値)を下記の値に
お使いのPCの搭載メモリが256MBの場合:4096
お使いのPCの搭載メモリが512MBの場合:8192
お使いのPCの搭載メモリが1GBの場合:16384
お使いのPCの搭載メモリが2GBの場合:32768


(2)履歴保持の設定
「browser.history_expire_days(整数値)」を「7」に
「browser.history_expire_days.mirror(整数値)」を「7」もしくはリセットして「初期設定値」に
「browser.history_expire_days_min(整数値)」を「3」に
変更すると履歴の保存期間が3日~7日になります。

(3)高速 Back/Forward 機能 (bfcache) の設定
browser.sessionhistory.max_total_viewers(整数値)を、
多分初期値は-1となっているので、0~5とか好きな数字を入れる。

(4)Firefoxを最小化した際にメモリを解放する
config.trim_on_minimize(真偽値)をtrueに

(5)ブラウジングを高速化する
network.http.pipelining: 値をtrueに変更。
network.http.proxy.pipelining: 値をtrueに変更。
network.http.pipelining.maxrequests: (整数値)を 8 に変更。
network.http.max-connections: (整数値)を96に変更。
network.http.max-connections-per-server: (整数値)を32に変更。

(6)サイトの自動更新を無効にする
accessibility.blockautorefreshの値をfalseに変更。

2011/1/10追記:
(7)DNS系のIPv6アクセスを停止
network.dns.disableIPv6 を false → trueに変更

2011/1/10追記:
(8)places.sqliteを削除してしまう

ただし、閲覧やアイコン履歴が、一度消えます。

places.sqliteファイルの場所は、
(WinXP、Win2000の場合)
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\ランダムなファイル名.default
(Macの場合)
/Users/ユーザID/Library/Application Support/Firefox/Profiles/ランダムな文字列.default


以上の代表的な設定を表にまとめました 

設定名タイプ設定値
browser.cache.memory.enable真偽値true
browser.cache.memory.capacity整数値メモリによる(本文参照)
browser.history_expire_days整数値7
browser.history_expire_days.mirror整数値7 もしくはリセットして初期設定値
browser.history_expire_days_min整数値3
browser.sessionhistory.max_total_viewers整数値0~5
config.trim_on_minimize真偽値true
network.http.pipelining真偽値true
network.http.proxy.pipelining真偽値true
network.http.pipelining.maxrequests整数値8
network.http.max-connections整数値96
network.http.max-connections-per-server整数値32
accessibility.blockautorefresh真偽値false
security.dialog_enable_delay整数値0
network.dns.disableIPv6真偽値true



■その他、

SQLite Optimizerアドオンをインストールする

○拡張機能インストールの際の、確認の「待ち時間」をなくす
security.dialog_enable_delay: 値を0に変更。

○必須ではないけど、ダウンロード履歴を保存しない
メニュー→オプション→プライバシータブ→
 ・ページの履歴保持の日数を、なるべく短くする
 ・ダウンロードファイルを記憶する=外す

○アドオンAFOM Plusをインストールする
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/11922/
指定した間隔ごとにFirefoxのメモリ開放を行ってくれる

○リンク
http://toolog.net/tool/about-config.html
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/36385827.html
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/42095188.html

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Firefoxを最小化した際にメモリを解放する方法に一言。

この設定はシステムやほかのアプリケーションに悪影響を及ぼす恐れがあるため、「false」に設定するのが推奨らしいです。

情報ソース。
http://wiki.mozilla.gr.jp/wiki.cgi?page=Firefox+Troubleshoot
[win]最小化したウィンドウを最大化した時に重い、ページの読み込みに失敗する項目にて。

匿名 さんのコメント...

ブログ主です。
情報ありがとうございます。

調べてみたところ、
たしかにそう言う情報が散見されました。
また、効果自体も、
そのリスクを冒すほどではないので
取り消し線で消す扱いにしました。

また何かありましたら、情報共有させてください。