通常、資本金+定款認証関連の9万円の合計額を設立資金として準備しなければなりません。
というのは、定款認証で9万円使ってから、
その後に、資本金の払い込みという順番が通例なためです。
しかし、設立時はなかなか資金繰りが厳しいもの。
そんなときは、資本金の払い込みと定款の認証を「同じ日」にします。
そうすると、
(1)先に資本金を払い込み確認し、通帳記入&コピーをとる。
(2)9万円+αを引き出し(通帳はきれいに保つため、できればキャッシュカードで)、
(3)その後同日中に、定款の認証を行なう
注意
※時間に注意しましょう。収入印紙を買ったり、いろいろ細々と時間を取られます。集中力が必要です。
※事前に法務局と公証役場に日程・予約確認・定款の内容確認をすませて、定款認証が滞りなく(うまくいけば30分程度で終わります)すむようにします。必須!必須!必須!
どっちにせよ、後日創立費で経費になるのだから、
日付のつじつまが合っていれば、道義的には問題ない気がします。
また、これは上記とは別のアプローチですが、
法務局的には=法的には、
資本金の払い込み(通帳の振り込まれた最終日付)は、
定款の作成日以降(資本金の分担について取締役会で決議した日以降)であれば、
OKだそうです。
なので、■定款作成→定款認証→資本金の払い込み→登記申請、という順番も
そもそも、マストではないのです。
■定款作成(日付は自由!)→資本金の払い込みを先にして→定款認証→登記申請、の順でもいいのですが、
スムーズにことを進めるなら、次善の策は同日認証かなーと思います。
みなさん頑張りましょう!
※すべて自己責任で実行してください
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