2010年12月3日金曜日

カラオケ上達法その2:歌い出しの発声方法



前回の投稿が好評だったので、パート2です。
同じく、以前ボーカルの先生に習ったときのメモで、
発声方法というよりかは、気の持ち方みたいな話です。

みなさんが話す音には、母音と子音がありますよね。
母音は「a,i,u,e,o」です。子音は、「k,s,t,n,h,m,y,r,w,g,z,d,b,p…」です。

うまく歌うコツは、
歌い出しや歌詞(のかたまり)の冒頭の1文字目で、


ア行(母音のみの音)は、すこしアクセントをつけます。
 もともと子音のないア行は音圧が弱いので、均一感を出すためです。

 例えば...
 「♪野発の夜行列車おりたときから 森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは誰も無口で」
 という歌詞でしたら、
  ↓
 上野の「う」と青森の「あ」は、ちょっとだけ強めに、です。
 北の「き」は子音があるので関係なし。

それ以外の子音がある音は、子音を発音するタイミングを
 少しだけ早くします。
 子音があると発声に時間がかかるためです。
 アップテンポの曲では効果的です。

 子音に関しては、歌い出しだけでなく、唄全体で、
 意識して早めの発声を心がけると、リズム感のある歌い方になります。


ちょっと心がけるだけで、変わるものですよ♪



イントロが流れているうちに、最初の音を小さな声で出すテストをする。

のもすごくいいです。
高さが歌い出しでズレるとぐだぐだになりますが、
イントロの間に、密かにフンフンと口ずさんでおけば安心ですし、外れません。

わたしは歌い出しが
「あかさたな・・・」のどれかなら「あ、あ」とテスト。
「いきしちにひみ・・・」なら「い、い」
「うくすつぬ・・・」なら「う、う」
「えけせてね・・・」なら「え、え」「おこそとの・・・」なら「お、お」と密かに歌っています。

イントロの音が大きいので、マイクから離れていればバレません。



さらに次回(最終章)につづく。
 





目次リンク:
カラオケ上達法その1─
カラオケ上達法その2─
カラオケ上達法その3─
 
 

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