2010年11月11日木曜日

ドライブごとファイルが消失。その理由は・・・

ディレクトリの入れ物は残っているのに、
ファイルが一切合切消えているというトラブルが起きました。
どうやら起動時に丸ごと消されているようです。



理由は以下の複合要因。

■1:窓の手の → 「ログオン(2)」タブ→
 ログオン時にTempフォルダ内を削除にチェックが入っている。
 さらに「ファイルだけを削除」にもチェックが。
 これが、フォルダ構造が残ってファイルだけが消える理由だった。


■2:Windowsの環境変数で、
 Tempとして「Dドライブ(\d)」のルートを指定していた。 
 確認方法は、
 マイコンピューター→右クリックでプロパティ
 詳細設定タブ→下の方の「環境変数」ボタン
 TEMP、TMPの値。&下の欄にも、TEMP、TMPの値がある。

※画面は修正後のものです





1も2もパフォーマンス改善のためだったのですが、
組合せが災いしたようです。
この組合せ条件では、毎回起動時にDドライブが空にされてしまいます。

Dドライブではなくても、Windowsのキャッシュの設定(環境変数)
次第では、どのドライブ(あるいは予期しないフォルダ)でも起きますし、
窓の手以外にも、Tempファイルを消してくれるユーティリティを使うと
ドライブ内のファイルが消失します。

「環境変数」のTempの設定には、気をつけましょう。

消えてしまった場合は、「ファイナルデータ」などのファイル復旧ソフトを使わないと戻せません。

 

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